こんにちは。うちの子動物病院です。
毎日暑くなってきましたね。室内・室外の気温に十分注意が必要です。
車の中の移動も要注意です。車内にペットを置いてちょっと買い物。。は控えましょう。
あっという間に車の中は熱くなります。
また、お家のなかでも冷たいお水はつねに用意をしておきましょう。
さて、今回は、
ペットを動物病院に連れていくとき、どのようにペットを車に乗せていますか?もしかすると、あなたのその乗せ方は交通違反かもしれません。今回は「よく見かける交通違反」と「安全な乗せ方」を紹介します。
【膝の上にペットを乗せての運転】
膝の上にペットを乗せて運転すると、ペットの存在に気を取られ、注意が散漫します。これは、運転者の視野、ハンドルその他の装置の操作を妨げることに繋がり、「乗車載積方法違反」として反則金や違反点数を課せられる場合があります。
【助手席や後部座席にペットをそのまま乗せる】
ペットが車内を自由に動き回ると、サイドミラーやバックミラーが見えにくい状況になり、大事故につながります。大人しいペットだとしても、突然のクラクション音や近くの車の音に驚き、パニックになることも考えられます。また、走行中に衝突事故が起こった場合、エアバックが作動し、ペットにエアバックが直撃して大怪我をする可能性もあります。法律を遵守することは、ペットを守ることにもつながるのです。
【ペット(主に犬)が窓から顔をだす】
天気のいい日はよく見かけるシーンです。とても気持ちよさそうですね。この行為もサイドミラーが見えにくい状況になります。また、歩道のペットや通行人に反応して、窓から飛び降りることも考えられます。
【安全な乗せ方】
では、どのようにペットを車に乗せれば安全なのでしょうか?答えは簡単です。キャリーケースに入れ、ベルトでしっかりと固定しましょう。固定することにより、急ブレーキの際、キャリーケースの転倒を防止します。大型犬や老犬のようなキャリーケースに入れるのが難しいペットの場合は、ドライブシートを活用するとよいでしょう。これはペットが座席から落下するのを防いでくれます。様々なタイプがあるので、是非調べてみて下さい。
【まとめ】
ペットを車に乗せるときにもルールがあります。交通事故の防止とペットの安全のためにも、最低限のルールを守りましょう。