尿石症以外にもある!冬に多い病気⛄

こんにちは、うちの子動物病院です!

以前、冬に多い病気として「尿石症」を取り上げましたが、冬に多い病気はその他にもいくつかありますので、今回はそれらについて紹介します :-)

【関節炎】

体が冷えると血行が悪くなり、関節周囲の筋肉が硬くなったり神経が過敏になったりします。

また、冬は散歩の機会が減り、脂肪が増えて筋肉量が減る傾向にあります。これらのことが関節炎の悪化や発症につながります。予防法は、散歩前に関節周囲を温めること・食事や運動による体重管理などです。

サプリメントも効果が期待できます 💡

歩き方に異変を感じたら、様子を見ずに動物病院へ連れて行きましょう。

【呼吸器系の病気】

鼻やのどの粘膜は、細菌やウイルスなどの病原体が侵入しないように働いています。

しかし、気温の低下や空気の乾燥によって、病原体が活発になり、粘膜のバリア機能が低下すると感染しやすくなります。

症状は人間の風邪と似ていて、咳・くしゃみ・鼻水・涙・発熱などです。

予防法は第一に混合ワクチン接種が挙げられます。

全ての病原体に対して効果があるわけではありませんが、一部のウイルスに効果を示します。

混合ワクチンは、感染すると致死的な病ウイルスを予防することもできますので、年に一度、必ず接種しましょう。

その他の予防法として、加湿器による室内の保湿も効果的です 💡

【やけど】

ストーブやファンヒーターの熱で、毛が焦げて来院される方がたまにいらっしゃいます。

囲いを作るなどして、近づきすぎないように工夫しましょう。

また、ホットカーペットで低温やけどを起こすこともあります。

ホットカーペットの上に一枚毛布を敷いてあげると防ぐことができるでしょう。

今回紹介した病気はいずれも予防することができる症例です。

また、病気になった場合でも、早期発見できれば治療もしやすいです。

日ごろからペットのことをよく観察してあげて、異常に気付いたら早めに動物病院に連れて行くよう心がけましょう :-)

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