こんにちは うちの子動物病院です。
雪が降って一段と寒くなりましたね。
今年もあと僅か、お体に気をつけて、よい新年をお迎えください。
さて今回は、
【未病とは?】
「未病」とは何か、ご存知ですか?未病とは、「まだ発病はしてはいないが、健康な状態から離れつつある状態」を指します。つまり、心身が健康な状態から病気になっていく間の過程のことです。近年、”病気になってから治す”のではなく”病気になる前に予防する”という予防医学の考え方が重要視されています。
【年に一度の健康診断】
動物は自分で体の不調を訴えることができないので、飼い主さんが気付いてあげる必要があります。しかし、未病は徐々に不健康な状態に移行している段階なので、動物の不調に気付いてあげるのは困難かもしれません。そのため、年に一度の健康診断は未病を発見するうえで大切な役割を担っています。若いときから健康診断を受けていれば、検査値の変化で未病を発見できる場合もあるのです。健康診断を受けただけで満足するのではなく、必ず結果を確認して、獣医師の指示を仰ぎましょう。
【未病に気付いたときの対策】
動物が未病の状態だと気付いたときは、まずは動物の生活習慣に目を向けてみましょう。今までの食事習慣や運動習慣に原因があるかもしれません。未病の段階でこれらを見直せば、病気になってしまってから見直すよりも、健康な状態への早期回復が期待できます。
【未病対策にサプリメント】
サプリメントも大きな効果が期待できます。当院では「リライフワン」という未病対策用のサプリメントを推奨しています。これには、ヒト脂肪幹細胞培養上清液(前回ブログ参照)、シロキクラゲ多糖体(高い保湿力)、菊芋から抽出したイヌリン(血糖値抑制、腸内環境の改善)などが配合されています。他のサプリメントは動物が好む味ではないのが一般的ですが、この「リライフワン」はジェル状で、甘みもあり、自分から舐めてくれる動物が多いです。既に多くの動物が飲み始めており、「元気になった」、「動きが良くなった」、「体臭が消えた」などの多くの喜びの声を頂いております。詳しくは当院にお問合せ下さい。
【まとめ】
未病の段階で、動物の生活習慣を見直していくことで病気を予防し、病気になる時期をできるだけ遅らせることは、日常生活に支障がある期間をできるだけ短くし、健康な状態で過ごせる期間(健康寿命)をのばすことにつながります。